脚本家・相沢友子さんの評判が話題になっています。
相沢友子さんはドラマ「セクシー田中さん」で脚本を務めましたが、漫画の原作者が苦言を呈し騒動となりました。
どうやら相沢友子さんは過去作でも原作と大きく異なる脚本を書き、批判を浴びたこともあるようです、
この記事では、そんな脚本家・相沢友子さんについてまとめます。
相沢友子のインスタ投稿に物議
2023年10月期ドラマの「セクシー田中さん」。
木南晴夏さん演じる主人公・田中さんが印象的で、人気のドラマでしたね。
その脚本を務めていたのが相沢友子さんでしたが、
9〜10話は漫画の原作者・芦原妃名子さんが担当することに。
このことに対して相沢友子さんは、次のようにインスタを投稿しました。
最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、過去に経験したことのない事態で困惑しましたが、残念ながら急きょ協力という形で携わることとなりました。
今回の出来事はドラマ制作の在り方、脚本家の存在意義について深く考えさせられるものでした。
脚本を奪われたことについて批判し、抗議している様子ですよね。
これに対して、2024年1月26日に原作者である芦原妃名子さんがXを投稿し、苦言を呈しました。
芦原妃名子さんの投稿をまとめると、
- 原作を忠実に再現できるよう、原作者も脚本に携わることを条件にドラマ化に合意した
- このことは日本テレビに何度も確認済み
- しかし、毎回原作とはかけ離れた脚本が提出されてきた
- 我慢の限界に達したため日本テレビに申し入れし、急遽9・10話の脚本を担当した
という経緯があったそうです。
後にこの投稿は削除され、芦原妃名子さんは逝去されました。
削除された芦原妃名子さんのブログとXの投稿全文はこちらでまとめています。
幅広い世代から注目を集めていた「セクシー田中さん」でしたが、裏ではこのようなやり取りがなされていたんですね。
相沢友子の評判が悪い?
この事実に対して、脚本家・相沢友子さんに対して批判の声があがっています。
相沢友子の過去の作品
脚本家・相沢友子さんは過去に、次のような作品の脚本を担当しています。
- 鹿男あをによし(2008年)
- 鍵のかかった部屋(2012年)
- ビブリア古書堂の事件手帖(2013年)
- 失恋ショコラティエ(2014年)
- 人は見た目が100パーセント(2017年)
- ミステリと言う勿れ(2022年)
こう見ると、ミステリードラマから恋愛ドラマまで、数々の人気ドラマを生み出している相沢友子さん。
実は今回の「セクシー田中さん」以外にも、ドラマと原作の違いに批判があがったことがありました。
「ビブリア古書堂の事件手帖」の配役が炎上
2013年に放送されたドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」でのこと。
主人公・篠川栞子を演じたのは剛力彩芽さんでしたが、これに原作ファンが猛反発。
原作の篠川栞子は黒髪ロングヘアでしたが、剛力彩芽さんはショートヘア。
それ以外にも原作イメージに当てはまらない要素が多く、当時の状況から「事務所のゴリ押しで剛力彩芽さんを選んだのでは」と批判が殺到する騒ぎになりました。
今回の「セクシー田中さん」騒動を受けて、この「ビブリア古書堂の事件手帖」を思い出す人も多かったようです。
確かにこの配役には驚いてしまいますよね。
「ミステリと言う勿れ」も原作と違いすぎる
またそれだけではなく、2022年に放送された「ミステリと言う勿れ」にも原作改悪との批判が殺到していました。
特に伊藤沙莉さんが演じた風呂光聖子について、原作と違いすぎると注目を浴びました。
あまりにも批判の声が多く、週刊誌にも取り上げられるほどでした。
原作では出番のないエピソードにもドラマでは登場するうえ
彼女はほのかに整を想っているような設定が付与されている。
https://bunshun.jp/articles/-/52790
ドラマ化するうえである程度の変更は必要だと分かってはいるものの、不必要なほどの脚色には疑問を感じでしまいますよね。
過去の発言にも批判あり?
その他にも、相沢友子さんの過去の発言が注目されていました。
2021年に公開された映画「さんかく窓の外側は夜」で脚本をつとめた相沢友子さん。
その際に、インスタに次のような投稿をしていました。
主演のおふたりが「苦労して撮影したシーンを丸々カットされた!幽霊より監督が怖い!」と舞台挨拶などで笑いながら話してましたが、必然的に脚本もかなりな勢いでカットされてます。
まぁ映像作品ではよくあることで覚悟はしてましたが…
120分のつもりで書いてたので、なかなか衝撃的でした笑
このときは監督に対して嫌味のようなことを投稿されていますね。
こういった投稿に関しても、「一言余計なのでは…」といった声がありました。
原作クラッシャーとの批判の声も
これらをまとめると、脚本家・相沢友子さんは“原作へのリスペクトが欠けている”と批判があるようです。
人気だからこそドラマ化されるわけですが、ドラマをより面白くさせたい脚本家と、原作を忠実に再現してほしいファンの間には壁があるようですね。
相沢友子さんは特に脚色の傾向が強いため、批判を浴びることが多いようです。