2023年12月15日、女性脱毛サロン「銀座カラー」が運営会社の破産により全店舗閉鎖となりました。
銀座カラーはコロナ禍より赤字で、以降も会員数の減少が続き業績回復に至らなかったとのこと。
また、SNSでは従業員からの不満の声もあがっており、経営陣への批判も出ているようです。
この記事では、女性脱毛サロン「銀座カラー」の破産・倒産理由についてまとめます。
社長死亡の噂についてはこちら
銀座カラーの運営会社が破産したのはなぜ?
突然の破産・倒産に、約10万人と言われる債権者からは戸惑いの声もあがっています。
運営会社エム・シーネットワークスジャパンの発表によると、
- 会員数は80万人、従業員1,390人
- 破産翌日より全店舗が営業休止
- 予約は全てキャンセル
- 返金対応なし
と、かなり衝撃的な内容になっています。
なぜ銀座カラーは破産に至ったのでしょうか?
理由①コロナ禍での業績悪化
銀座カラーの業績が悪化した大きな理由は、コロナ禍による売上減少です。
1993年に設立された運営会社ですが、コロナ前の2019年度には125億円を超える売上がありました。
2019年には川栄李奈さんと加藤諒さんが、2020年1月には山本舞香さんと小関裕太さんがCMに出演しており、話題になっていましたね。
そして2021年3月には、オリコン顧客満足度の脱毛サロン第1位を獲得。
女性専用全身脱毛サロン「銀座カラー」を運営する株式会社エム・シーネットワークスジャパンは、「2021年オリコン顧客満足度® ランキング 脱毛サロン」で総合第1位を獲得しました!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000012637.html
しかし、コロナ禍で状況は一転してしまいました。
2020年度には11億を超える赤字で債務超過に。
その後も会員数などの減少が続き、今回の破産に至ったとのことです。
数ある脱毛サロンの中でも評判が良かったイメージがあるだけに、急展開に驚いてしまいますよね。
理由②ハーブティやスタッフ減などの予兆があった
そんな銀座カラーですが、以前から経営が危ないのでは?と噂されていたようなんです。
具体的には、
- 施術後に出されていたハーブティがなくなった
- 店舗の統合が続き予約が取れない
- 予約が取れないのに行ってみるとガラガラ
- スタッフから脱毛箇所を減らす提案をされる
- スタッフの人員が明らかに足りない
改めて見ると、すべて経営難によるコスト削減だったのでは?と思ってしまいますね。
中でも施術後に出されていたハーブティは人気で、残念だという声が多かったです。
銀座カラーのハーブティについてはこちらの記事で!
理由③従業員からの不満
また、今回の破産報道を受け話題になっているのが、従業員の方々からの会社への不満の声。
従業員からの一方的な意見であるかもしれませんが、一部の元従業員たちが銀座カラーの破産を喜んでいることが話題となっているんです。
もしかすると、社内の空気はそこまで良くなかったのかもしれません。
その証拠として、従業員は破産を当日まで一切知らされていなかったという情報もありました。
何か事情があったのかもしれませんが、従業員側からすれば大変な驚きですよね。
理由④社長が亡くなった
また、明確に報道はされていませんが、社員を名乗る方のSNSで、社長が亡くなったとの情報がありました。
一部を抜粋すると、
解雇予告通知には、その社長が今月急逝したとありました。
理由はなんとなく察しました。
社長の死で再建もできなくなり破綻となったようです。
上記の通りで、急な訃報とともに破産が告げられたことが分かります。
塚田直樹さん死亡の噂については、こちらの記事でまとめています。
コロナ禍から続く経営難のなか、舵をとるトップがいなくなったことで、これ以上の経営が難しくなってしまったんですね。
アリシアクリニックやb-monsterは大丈夫?
銀座カラーの破産を受けて、「アリシアクリニック」や「b-monster」への影響も心配されています。
と言うのも、銀座カラーの経営者である塚田啓子さんの親族が経営している会社のためです。
- アリシアクリニック:塚田啓子さんの夫・塚田直樹さんが創業者
- じぶんクリニック:同上
- b-monster:娘(姉妹)が創業者
こう見ると、なかなかの経営者一族ですよね…!
特に夫・塚田直樹さんが創業した「アリシアクリニック」「じぶんクリニック」は、銀座カラー同様に脱毛を扱うサロン。
実際に通っている人から心配の声が上がっているようです。
ただ、現地点で特にアリシアクリニックは倒産の可能性は低いと言えます。
アリシアクリニックの倒産がない理由についてはこちらにまとめています。
どちらにしろ、しばらくは続報に注目ですね。